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ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)アドボカシーカフェ第73

気候危機の今、川とともに生きる

~球磨川水害から考える住民参加型の流域づくり~

 

 2020年7月、熊本県を流れる球磨川流域を記録的豪雨が襲い、犠牲者50名を含む大きな被害が発生しました。地域の住民の間ではそれでも、川と共に生きていきたいという声が根強くあります。一方、国土交通省は、流域住民からの強い反対の声を受けて2009年に中止したはずの川辺川ダム計画を、新たに流水型ダムとして復活させることを含む流域計画作りを急いでいます。このままでは、水害の詳しい実態把握や被災者の体験の検証、治水効果の課題の洗い出し、環境影響の過小評価、住民の川との共存の思いなど、多くの課題は置き去りになってしまいます。

 気候変動によって予測できない豪雨災害が各地で増加する今、同じような災害は全国いつどこで起きてもおかしくありません。災害や復興について考えることは誰にとっても身近な問題です。今回、豪雨災害が起きた流域で進む治水計画や被災地の再建計画で、どのような問題が起きてしまうのかを、球磨川豪雨災害を事例にお話しします。そして、川や山と私たちの暮らし、住民参加型地域づくりをめぐる諸問題について、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。

ゲスト

柴田  祐さん

Kaida SJF

 1971年生まれ。熊本県立大学環境共生学部教授。大阪大学工学部卒、大阪大学大学院博士後期課程修了。博士(工学)。専門は地域計画、農村計画、景観計画。熊本県内における無住化集落の実態調査及び課題、農山漁村地域における地域資源を活かした地域づくりなどの調査、研究を進めているほか、熊本地震や令和2年7月豪雨による集落の被災状況や復興プロセスの調査研究、まちづくり協議会などの運営サポートを行っている。主な共著に『都市・まちづくり学入門』、『住み継がれる集落をつくる』。

寺嶋 悠さん

Hikota

 1978年福岡生まれ。仕事やNGO活動の傍ら、2001年より球磨川・川辺川流域に関わり、調査や取材、フィールドツアーコーディネート等を行う。水没予定だった五木村に通い、5年間生活しながら地域振興に携わる。特に関心のあるテーマは、五木村における焼畑等の山村文化、村の視点からの川辺川ダムをめぐる諸問題。「気候危機と水害:ダムで暮らしは守れるか?連続セミナー実行委員会」メンバー。

土肥 潤也さん

*コーディネーターHikota

 1995年、静岡県焼津市生まれ。早稲田大学社会科学研究科修士課程 都市・コミュニティデザイン論修了、修士(社会科学)。2015年にNPO法人わかもののまちを設立(現在は事務局長)。全国各地の子ども・若者の地域参加、政治参加に関わる研修や実践支援に取り組む。みんなの図書館さんかく館長、元内閣府「子供・若者育成支援推進のための有識者会議」構成員。

日時:22年7月16日(土)13:30~16:00  受付時間13:00~13:25 

参加 無料 

定員:先着50名様
締め切り:7月14日、または定員に達した時点の早い方とさせてください。

 

会場: オンライン開催  

オンライン会議システム・Zoomを使用します。スマホやPC等のインターネット端末から参加いただけます。参加方法の詳細は、お申込みくださった方に前日までにメールいたします。
グループ対話セッションや、ゲストとの対話も行う予定です。聞くだけの参加も可能ですが、この対話の場を一緒につくれるよう、お声を出していただけましたら幸いです。参加者さまのお顔は写らないよう初めはこちらで設定いたしますが、グループ対話などの際には、自主的にお顔を写していただけます。

 

お申込みページ: 締め切りました

ご案内ちらし:こちらから  250SJF20190723

 

主催: NPO法人まちぽっと ソーシャル・ジャスティス基金(SJF
  ホームページ:  https://www.socialjustice.jp/
問い合わせ用メール:info[あ]socialjustice.jp ※送信する際は[あ]を@に変更ください。

 

 

 

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