ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)アドボカシーカフェ第70回
地域から問う持続可能な社会経済のあり方
~リニア新幹線の開発事業をめぐって~
【オンライン開催】
リニア中央新幹線は、東京・名古屋・大阪の三大都市圏を約1時間でつなぐことによる経済の活性化を目指す超特急です。しかし、その開発を巡っては、鉄道としての安全性や健康影響、そして工事による環境社会影響が極めて深刻かつ甚大であることが懸念されています。実際に、すでにリニア実験線のある山梨県では、水枯れ等の環境影響が報告されており、各地始まっている工事でも土砂崩落、地下水の湧出し、陥没等、さまざまな影響や事故が頻発しています。
そもそも、これからの日本の将来に超高速鉄道が必要であるのか、大都市集中型の経済圏の構築が必要であるかという点にも疑問が生じます。持続可能な社会の構築を目指す今、どのような社会にどのような移動手段、開発を必要とするかを話し合える場を持ちたいと思います。
■ゲスト
★JR東海労働組合 中央執行委員長の木下和樹さんにもゲスト出演いただけることになりました。
樫田秀樹さん![]() |
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フリージャーナリスト。大手メディアの報道ではこぼれ落ちる、その地域に生きる人たちの声を丹念に拾い上げることを大切にしながら、環境問題や社会問題を扱う。リニア中央新幹線については1999年から20年間にわたって取材。著書「悪夢の超特急 リニア中央新幹線」は2015年度JCJ(日本ジャーナリスト会議)賞を受賞。 |
柳井真結子さん![]() |
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国際環境NGO FoE Japan 開発と環境チーム。2007年よりFoE Japanで気候変動問題、開発と環境問題を担当。現在は、インドネシアの気候変動の影響を受けるコミュニティーへの適応支援活動の他、国内ではリニア中央新幹線工事の沿線住民への影響の調査等に従事。 |
■日時:21年6月19日(土)13:30~16:00 ★受付時間13:00~13:25
■参加費: 無料 ※昨今の社会状況を鑑み、オンライン開催の参加費を、当面は無料といたします。
★定員:先着50名様。
★締め切り:【6月17日】、または【定員に達した時点】の早い方とさせてください。
■会場: オンライン開催
★オンライン会議システム・Zoomを使用します。スマホやPC等のインターネット端末から参加いただけます。参加方法の詳細は、お申込みくださった方に6月18日までにメールいたします。
★グループ対話セッションや、ゲストとの対話も行う予定です。聞くだけの参加も可能ですが、この対話の場を一緒につくれるよう、お声を出していただけましたら幸いです。参加者さまのお顔は写らないよう初めはこちらで設定いたしますが、グループ対話などの際には、自主的にお顔を写していただけます。
■お申込みページ: 締め切りました。
■ご案内ちらし:こちらから

■主催: 認定NPO法人まちぽっと ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)
ホームページ: http://www.socialjustice.jp/
問い合わせ用メール:info[あ]socialjustice.jp ※送信する際は[あ]を@に変更ください。