ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)アドボカシーカフェ第29回
『多民族・多文化と共に生きる―外国人労働者受入れ制度を問う』
シリーズ:「日本で生かそう!国連人権勧告」第5回
いま私たちは、「多様性を持った社会」をつくることができるのか、「外国人技能実習制度」をはじめとする外国人労働者受入れ制度などの観点から問われています。多様な文化・価値観・民族をもつ人々が、しっかりと共に生きられる社会はどのような社会でしょうか。 7月、あらためて国連・自由権規約委員会が日本に勧告を出します。 多民族・多文化共生にかかわる「外国人技能実習制度」をふくむ問題点を指摘された日本はどのように対応し、国際社会は日本にどのような改善を勧めようとしているのでしょうか。この委員会の日本審査にNGOの1つとして参加する「移住労働者と連帯する全国ネットワーク」(移住連)は、海外にルーツを持つ人々をめぐる問題について、市民社会・日本の政策・国際社会を結びつけながら活動をつづけています。
今回、移住連の大曲由起子さんの国際人権条約を現実に生かしてこられた現場の観点と、国際人権基準に満たない日本の人権施策に問題提起をしてこられた寺中誠さんの法学的な観点とのコラボレーションから、みなさんと制度や常識を問いなおしながら多民族・多文化共生について考え対話できればと思います。
■日時: 8月4日(月)18:30~21:00 (受付開始18:00)
終了後、会場近くにて懇親会を開催します。どうぞご参加ください。
■会場: 文京シビックセンター 4階シルバーホール
東京都文京区春日1-16-21(丸ノ内線・後楽園駅1分、三田線/大江戸線・春日駅1分)
■参加費: 一般1,000円/学生500円(資料代) 当日受付にてお支払いください。
■ゲスト:
大曲 由起子さん
移住労働者と連帯する全国ネットワーク(移住連)事務局次長。主な著書に「自由権規約委員会の勧告」『外国人・民族的マイノリティ人権白書2010』(2010年、明石書店)、「東日本大震災と技能実習生」『東日本大震災と外国人移住者たち』(2012年、明石書店)等。大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員。
寺中 誠さん
東京経済大学現代法学部ほか非常勤講師。主な研究分野は、国際人権法、犯罪学理論、刑事政策論。国際的な人権基準を実現させるという観点から、国内人権機関やグローバリゼーションが人権に及ぼす負の影響の問題などについて、理論的な研究と実践的な人権活動の両面で取り組んでいる。アムネスティ・インターナショナル日本前事務局長。近著に『国際的孤立に進む日本の人権政策』(岩波書店「世界」2013年10月号)など。
*モデレーター: 辻 利夫 認定NPO法人まちぽっと理事/SJF運営委員
★今回「日本で生かそう!国連人権勧告」シリーズを再開するにあたり、これまでの4回と、そのきっかけになった「健康に関する権利、国連人権理事会勧告を考える」(2013年7月開催)を振り返り、そこでの論点・政策提案・対話の内容などをまとめたレビューを、寺中誠さん監修のもと発行する予定です。★今回のアドボカシーカフェの会場にて特別提供できるよう鋭意努力中です。★
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*チラシはこちらから
■主催・お問い合わせ先: ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)
〒160-0021 新宿区歌舞伎町2-19-13 ASKビル501 認定NPO法人まちぽっと
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