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┏━━2013/05/17配信 メルマガ第19回━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
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★1.【巻頭】~委員長のひとりごと~(上村英明)
大学という職場の中での小さな異動だが、国際社会学科から4月には人間環境学科という新しい学科に移った。先住民族の人権が専門なので、熱帯林の伐採やら北極圏の海氷の縮小やらを地域の住民の視線で話せると思われているらしい。
この異動は昨年からわかっていたことなので、このところ機会があれば、環境保護や環境教育関係の集会や勉強会に顔を出すようになった。専門の人権とまた異なる視点で、取り組まれている活動・プログラムは政府、企業、自治体からNGO・NPOに至るものまで、多様で、魅力的なものである。例えば、企業である「無印良品」は子どもや大人に環境体験をさせるための専用キャンプ場まで所有している。
しかし、「初心者」のためになかなか言い出せない質問が2点ある。まず、自然の「恐ろしさ」や「怖さ」をどう教育するのかという視点がこうしたプログラムでは心もとないことだ。アイヌ民族でかつて参議院議員を務めた故萱野茂氏は、自然は守ったり、保護したりするものではなく、その中で人が他の生き物と対等に生かしてもらっているものだとよく言っていた。その中には、自然の「恐ろしさ」に対する畏敬の念が含まれていた。しかし、この重要な考え方を今日の環境プログラムは教えられるのだろうか?
次に、非対称性の問題をどう乗り越えるのかということである。都市と農山漁村の交流は素晴らしいが、持続可能な社会の中で都市がどうあるべきかという構想が心もとない。少なくとも東京のようなメガロポリスをある種「解体」するヴィジョンがなければ、こうした環境教育も都市住民の「癒し」のひとつに終わらないだろうか?沖縄には、多くのリゾートができても、米軍基地は何も解決しないのと同じ構造である。
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目 次
★1.【巻頭】~委員長のひとりごと~(上村英明)
★2.【SJF News】
・5月・6月開催アドボカシーカフェ予告
・SJF助成事業の関連イベント案内
★3.【コラム】~わたしはこんな風に考える―TPP~ (上村英明)
★4.【今月の言葉】“ファンドレイズ” (平野光隆)
★5.【コレに注目】 朝日新聞5月3日社説「憲法を考える 変えていいこと、ならぬこと」(土屋真美子)
★6.【コレを読まなきゃ】 『滝山コミューン 一九七四』 原 武史 (樋口蓉子)
★7.【運営委員の近況】 (伊集院尚子)
★8.【事務局だより】
委員長のひとりごと以外のコラムは、毎回委員が交代で執筆します。

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★2.【SJF News】
●5月・6月開催アドボカシーカフェ予告
●SJF助成事業の関連イベント予告
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●5月・6月開催のイベント予告

―――5月21日(火)開催 【SJFアドボカシーカフェ】
国会事故調は何を問いかけているのか
~原発賛否の前にみつめなければならないことは~
国会事故調事務局メンバーであった石橋哲さんにお話を伺います。ほとんどの人が原発事故の実態を、知らない、知ろうとしない、あるいは福島に限局された問題と考えているという現状をどう捉えるのか。国会事故調からの中立で客観的な報告書をもとに、皆様と一緒に考えたいと思います。
@ 文京シビックセンター5F 区民会議室C  18:30~21:00
詳細は http://socialjustice.jp/p/event20130521text/

―――5月28日(火)開催 【SJFアドボカシーカフェ】
セクシャル・マイノリティのことを知り、誰もが生きやすい社会を目指して 第2回
~ カミングアウトというコミュニケーション ~
ゲストに相模原31教会の平良愛香牧師やレインボーアクション代表/映像作家の島田暁氏を予定しております。どうぞご参加ください。
@ 四谷地域センター11 階集会室  18:30~21:00
詳細は http://socialjustice.jp/p/event20130528text/

―――6月19日(水)開催 【SJF アドボカシーカフェ】
~日本にもある構造的貧困を問いただす~ (仮題)
生活保護費の削減の影響について、自立生活サポートセンターもやいの稲葉剛さんを
ゲストに迎え、皆さまと話し合う予定です。問題への切り口として、“生活保護法改正による申請条項の厳格審査”“格差の固定化”、“施設の子どもの乏しい学習機会”などが挙がっておりますが、皆様からの提言をお待ちしております。…詳細が決まり次第、お知らせいたします。
@ 文京シビックセンター 4Fホール  18:30~21:00

―――6月22日(土)開催 【ソーシャル・ジャスティス・ダイアログ】
わたしたちは、どういう未来を創るのか
~社会的公正と「新しい」未来をシェアしよう~
ゲストには、藤村靖之さん(非電化工房)、吉岡利代さん(ヒューマン・ライツ・ウォッチ)、
原田謙介さん(NPO法人YouthCreate代表)、SJFの助成先団体である「多様な学び保障法を実現する会」、「監獄人権センター」、「レインボープライド愛媛」の方々を予定しております。
また、カフェ・オーナーのSJF運営委員長の上村英明にて進行させていただきます。
@日比谷図書文化会館4Fスタジオプラス 13:15 ~17:30(13:00受付開始)資料代1500円

●SJF助成事業の関連イベント予告
―――6月1日(土)開催 【シンポジウム】
受刑者の社会復帰を阻む高い壁 Part2 ~仕事、住まい、そして…~
出演者: 小畑輝海さん(更生保護法人両全会理事長)
宮澤進さん(独立型社会福祉士事務所NPO法人ほっとポット代表理事)
田口真義さん(裁判員経験者、受刑者等の身元引受人)
海渡雄一(進行役/監獄人権センター代表)
@青山学院大学青山キャンパス6号館2階620教室 & 14:00~17:00(1時半開場)
詳細は ⇒ http://www.cpr.jca.apc.org/about/event#1130
主催・お問合せ:NPO法人監獄人権センター
e-mail:cpr@cpr.jca.apc.org
Tel&Fax: 03-5379-5055
WEB:http://www.cpr.jca.apc.org

―――6月9日(日)開催 【学習会】
子どもの多様な学びの機会を保障する法律 学習会in埼玉
日時:2013年6月9日(日) 14:45~17:00
会場:NPO法人越谷らるご/フリースクールりんごの木
越谷市千間台東1-2-1 白石ビル2F
東武伊勢崎線「せんげん台」駅
参加費(資料代):500円
詳細は ⇒ http://goo.gl/5FLJz

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★3.【コラム】 わたしはこんな風に考える ―“TPP” (上村英明)
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個人的にいえば、「牛丼が50円」になるTPPの世界がいいとは絶対に思えない。幸せを価格で計ること、安いことが幸せな社会という発想からそろそろ脱出したい。同時に、友人の多い先住民族の社会でも、TPPには圧倒的な反対が多い。森や海を売ったり買ったりすべきではないという人々には、TPPどころかグリーンエコノミーさえ懐疑的である。ともかくも、TPPに参加すれば、徹底的な市場化が進むことは間違いなく、さまざまな意味で地球社会の破壊が進むことも間違いない。しかし、他方で、TPPに反対することは、これまで自然と共生してきた地域や集団の権利を抑圧してきた国家や特定の団体の権益を強化することがないよう注視したい。先住民族の権利を抑圧してきた政府や農業をむしろ台無しにしてきた組合の利権を守ることに使われることもあるからだ。

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★4.【今月の言葉】 “ファンドレイズ” (平野光隆)
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先日企業とNGOの連携を促進しようという会で話す機会があった。但し、私が話したのはその会の半数以上を占めるNGOの人に向けてのものだった。その内容はファンドレイズの意味を考えて欲しいという事だ。どういう事かというと、最近NGOの中では企業との連携を求め、ファンドレイズに力を入れている所が多いのだが、そのファンドレイズというのが首をかしげるものが多かったからだ。NGOとしては、この企業との連携によって企業側の大きなお金(必ずしも企業にとっては大きくなくてもNGOにとっては非常に大きなお金)が流れるようになり、今まで出来なかった支援が出来るようになるという事や企業と連携して評判になるような大きな成果を出す事でドナーに対するアピールにもなるという事で、企業連携をしたくてファンドレイズ担当を強化している団体は多い。中にはファンドレイズ担当は成功報酬制になっていたり、企業側のお金をどれだけ獲得したかがファンドレイズ担当の評価となっていたりするNGOもあると聞く。
しかし、この企業連携ブームはNGOの存在価値を脅かしている事を当のNGOは気が付いていないのではと思うのだ。私はこのブームが、実はNGOの一番大事な機能である「牽制機能」を失わせていると感じているからだ。NGOは行政機関や企業の力では及ばない部分を補う為に、言わば第3の勢力として地位を築いてきた。それが、今企業と連携し何らかの支援を行う場合に、お金欲しさや企業連携の成果を上げる事を優先し、組んだ企業の行っている事に対しての牽制が鈍っているとしたらどうなのだろう?最近NGOと企業が組んだ社会課題解決型の商品が出てきているが、その会社がそのNGOと組んだ事により商品を出すだけでなく、全部の商品のサプライチェーン全体の2次下請けや3次下請けまでにわたって、環境負荷や人権に配慮したりするように変わり始めたという話はあまり聞かない。その商品に関してだけの社会課題解決になってはいないのだろうか?
企業側は逆にNGOと組むことで、社会課題に立ち向かう企業というイメージは出来るだけでなく、他のNGOなどからの鋭い追及を逃れることも出来るようになっている。NGOにとってのファンドレイズというのは確かに大事だが、NGOにとってお金を得て、社会課題を解決しているように見えて、実はもっと大きな課題を見逃しているという事もあるのではないだろうか?言わば金で魂を売っている状態に近付きつつあるのではないのか?企業連携を標榜するNGOの「ファンドレイズ」という言葉には危うさも伴っていると考える。

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★5.【今月はコレに注目】朝日新聞5月3日社説「憲法を考える 変えていいこと、ならぬこと」
(土屋真美子)
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安倍総理は参院選で憲法改正を争点にすると公言した。昨年の衆院選前から、きな臭いムードは漂っていたが、案の定であり、改憲派、護憲派の論議が若干高まっている。しかし国民の関心は高くなく、参院選では経済問題を重視するという人が大多数である。
とはいうものの、憲法記念日の5月3日には多くの新聞が社説に「改憲」を取り上げた。朝日新聞の社説もそのままズバリ「憲法を考える」だった。憲法とは権力に勝手なことをさせないための最高規範であり、立憲主義は国王から市民が権利を勝ち取ってきた原理であるので、各国は憲法改正に高いハードルを課している。ドイツはナチスが合法的に独裁権力を握った反省から、人間の尊厳の不可侵等、憲法改正において決して変えてはいけないという条文も持っていること。変えてはならぬことがある、というオーソドックスな内容である。
でもねえ、心に響かない。内容は「ダメったらダメ」であるが、なんだか上から目線なのである。まだ「ダメったらダメ」の方が親近感がある。だから、自分たちの問題だという認識をもちにくい。
私は朝日新聞はある意味、最後の砦だと思っているし、プロメテウスの罠など、頑張っている記事もたくさんある。けれども、同じ日に麻生副首相が経団連の会長に「従業員の賃上げ」を依頼した、という記事もあった。左翼と右翼という分け方だと、絶対に左翼的な施策を新保守主義者が実施する。こういう時代に、オーソドックスな「憲法を守る」論は、空虚である。
じゃ、どうすんだよ?という反論が聞こえてきそう。すみません、対案はありません。日本が誇る「現場のちから」を結集して、私たちが提案するしかないことはわかってるんだけれど、誰が、どうやって?そんなこと言っているうちに、憲法改正されてしまいそう。自分の身の回りのことから、取り組むしかないな、と悲壮感だけが高まった、GWでした。

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★ 6.【コレを読まなきゃ】 『滝山コミューン 一九七四』 原 武史 講談社 2007年(樋口蓉子)
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戦後思想を語る書籍は多くあろうが、本書は、団地という空間の中から生まれたいわば「革新」的な理想主義の欺瞞を、子どもの日常生活を通して語ったものである。
舞台は1962年生まれの主人公(=著者)が、小学1年から中学1年までの6年を過ごした東久留米市の滝山団地。この団地とそこに住む児童が圧倒的多数を占める市立第七小学校に起こる様々な出来事から、集団主義的理想の欺瞞が浮き彫りにされてくる。著者が「滝山コミューン」と呼ぶのは、「戦後民主教育のオプティミズム」を維持することができた最後の時期に、全生研(全国生活指導研究協議会)が唱える「学級集団づくり」を実践する教員と、革新的な団地の住人、その子どもたちによって実現された教育・生活空間である。
日の丸・君が代・道徳授業の導入といった上からの押し付けに対して子どもを守るスタンスから抵抗した民主教師たちの中には、「自らの教育行為そのものが別の形での権威主義をはらむことになるなどという自覚」はつゆほどもなかった。しかし少年はそれを鋭く読み取り、コミューンに対して冷めた視線を投げかけ、私立中学へ進学することで息苦しささえ感じさせられたコミューンから離脱する。しかし著者にとってコミューンの記憶は「暗く苦い」ものであると同時に「懐かしさを伴わずにはいられないもの」でもあるという。
私自身は時代的には著者より20年近くも前の時代に小学校生活を送っている。まだ戦後民主教育の盛んな時期で、本書に出てくる学級集団づくりが「明るく実践されていた時代」である。本書によりその行く末の一部分を暗示させられもしたが、それをも含めて私にとっても、あの小学校生活は「懐かしさを伴わずにいられないもの」であるのだ。本書は戦後思想史の一断面を語る貴重な証言の書と言えるであろう。

尚、著者には「団地の政治学」(NHKブックス)、「レッドアローとスターハウス」(新潮社)という著書もある。この2冊は、高度成長期の1950年代後半から70年代前半にかけての政治思想を、当時東京・大阪の都市郊外に生まれた大規模団地という空間から考察しようとしたものである。日本の「団地」は一見アメリカナイズされた私生活主義を取り込んだともいえるが、しかし反面では旧社会主義国のそれに酷似しており、そこには自治会活動がしっかりと芽生え、保育所開設運動、鉄道の運行改善要求、さらには行政・公団・鉄道会社に対する提案や批判へと展開した、革新政治勢力の組織活動の拡大浸透をも含めた地域民主主義の活動が息づいていた、と著者は考察する。滝山団地もその一つである。併せて読むと、戦後政治思想の水脈により一層興味が湧くであろう。

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★ 7.【運営委員の近況】 (伊集院尚子)
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今年に入ってから、会社の事業よりもSJFやブラインドサッカーで忙しい。後者はプレーではなく、大会運営などだ。日本ブラインドサッカー協会(前身は2002年に設立された日本視覚障害者サッカー協会)は、なにしろビンボーなのでスタッフはほとんどが社会人&学生のボランティアとインターン生。大会時の交通費などの経費ももちろん自腹で頑張っている。そもそも、まだまだ知られていないのが辛い。ロンドンオリンピックへの出場を最後の最後で逃したのが大きいのだが、もちろん次回のリオに向けてすでに全力で走り出してはいる。

●4月3日:英国より小学生からの親友・美紀子が一時帰国。毎年今頃に拙宅と彼女の実家に約3週間滞在して日本を楽しむ。彼女とは価値観が合うので、毎回話がつきなくて寝不足気味。友達のありがたさを実感。
●4月4日:企業広報も私の会社の事業。クライアント様のひとつに日本で初めて乳がんへのケアグッズを開発した会社があり、今日は新宿で行われた乳がんの学会へ。クライアント様の展示ブースを見学し、次回のニュースリリース用のインタビューをスタッフにお願いする。
●4月5日:昼は営業で走り回ったが、今夜は毎年鹿児島県出身者のメディア関係者が中心となっての花見。一年一回しかお顔を拝めない方もいらして毎回楽しみ。だが、既に桜が散っていたのがとても残念。
●4月9日:SJFの打ち合わせはみなさん仕事を終えてからなので、夜19時からの開始。今日も延々約3時間半。やることが多すぎて大変だ。ふだんはメールでのやり取りが多いのだが、やはり顔を突き合わせることは大切。
●4月13日:5月19日に渋谷で開催される「おはら祭り」の練習へ。道玄坂近辺を通行止めにして、数百人が踊り狂う「お祭り」は今年で16回目。昨年母校の鹿児島中央高校が初優勝したので、今年は私を含めさらに参加者が多いらしい。しかし、3時間踊りっぱなしで休憩が5分が2回の練習は、老体にはキツい。振り付けも4種覚えなければならず、頭も身体もついていけない。大好きな嵐の完璧なダンスにあらためて敬服。
●4月16日:日本ブラインドサッカー協会理事長の釜本美佐子さんの本を出すべく、本日も奔走中。美佐子さんは海外ツアコンの第一期生で、140余国を旅してきたバリキャリ。ところが40を過ぎてから失明を宣告され、昨年ついに最後の光を失われた。と書くと暗そうに思われるが、本人はめちゃ明るい。今でも視覚障がい者の方々を引き連れての「ツアコン」を年に数回催行されているお元気な方だ。あの釜本邦茂氏はご実弟。
●4月20~21日:日本ブラインドサッカー協会主催の「ブラサカブートキャンプ2013」@熱海へ。スタッフは全国に散らばっているので、年一回顔を突き合わせての会議はとても貴重。今後の方針から現在の問題点などを熱く語り合い、勉強し合った。もちろん夜は大宴会。温泉も堪能。
●4月22日:美佐子さんの本の打ち合わせからSJFの会議へ。今日は通常の会議ではなく広報会議。ブラサカ同様にSJFも認知度はまだまだで頭が痛い。
●4月23日:昨年乳がんで亡くなった同い年の仕事仲間を偲ぶ会へ。近年病に倒れる仕事仲間があまりに多く、そういった会が同窓会になりつつある。健康でいられることに改めて感謝する。
●4月24~25日:高校の同級生が実家のお豆腐やのおからを使ったどーなつを名古屋で販売している。無添加で材料にこだわっておりかなり美味。東京でも販売する計画があり、その打ち合わせのために名古屋へ。製造過程からどーなつに込めた想いなどをスタッフに一泊二日で密着取材。もちろん、味噌カツ、エビフライ、きしめん、櫃まぶしなどの名物料理も美味しく頂きました。
●4月26日:午前は事業の一つである雑誌創りのための取材と打ち合わせ。夜は3月20日にさいたま市で開催された「ノーマライゼーションカップ」の打ち上げをさいたま市の関係者と共に開催。視覚障害者への対応や待遇は自治体によって温度差が激しい。待遇を調べて引っ越しする障害者もいると聞く。来年はもっとこうしたいと、ビール片手に盛り上がった。
●4月29日:リオでのパラリンピックの予選とも噂される(確定ではないので)5月のアジア大会@北京のための強化合宿が八王子で3日間行われ、広報として29日にアテンド。さらには選手に「メディア応対レクチャー」も。メディアさん、もっともっと告知をよろしく御願いします! 夜は友人の誕生会で飲み過ぎ。
●5月1日:世の中は大型連休ど真ん中なのに、今日もSJFの会議。テーマはアドボカシーカフェなどの広報方法など。ココまで書いて気づいたが、なんだか最近仕事以外のことに翻弄されている。そしてこの連休、どこまで休めるのやら。。。。。

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★8.【事務局だより】 ~ホーム・ジャスティス~
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子どもは嘘の天才だ。こっそり道草する、こっそり菓子を食べる、・・・些細なことから始まる。されど、子どもの嘘への対応ぶりに親力が問われているように思う。大人になって、世の中に多大な影響を及ぼすような嘘つきに発展したら大変だと、つい妄想し過剰に心配になる。ソーシャル・ジャスティスへの一歩として、ホーム・ジャスティスから始めようと思いつつ、日々悪戦苦闘している。類人猿からホモサピエンスへ進化の過程で得たらしい“嘘つき能力”に対し、“正義”に則った行動を教えるべく、もとい、自身の行動で示すべく、バタバタ親は悩んでいる。

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運営委員のプロフィール
● 上村 英明 運営委員長(恵泉女学園大学教授、市民外交センター代表)
● 黒田 かをり 副運営委員長(一般財団法人CSOネットワーク 常務理事・事務局長)
● 轟木 洋子 副運営委員長((財)ジョン万次郎ホイットフィールド記念国際草の根交流センター事務局長)
● 伊集院 尚子(株式会社アスラン代表取締役)
● 大河内 秀人(江戸川子どもおんぶず代表、NPO法人パレスチナ子どものキャンペーン常務理事ほか)
● 辻 利夫(NPOまちぽっと事務局長)
● 土屋 真美子(NPO法人アクションポート横浜理事、NPOまちぽっと理事)
● 樋口 蓉子(草の根市民基金・ぐらん運営委員長、NPOまちぽっと副理事長)
● 平野 光隆(ミタイ基金理事)
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ご支援はこちらから(税金の控除が利用できます。) http://socialjustice.jp/p/shien/

ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)
〒160-0021 新宿区歌舞伎町2-19-13 ASKビル5F 認定NPO法人まちぽっと
(地図 http://goo.gl/GSTq7)
E-mail: info[a]socialjustice.jp  ([a]を@に変更し送信ください)
Tel: 03-5941-7948 FAX:03-3200-9250

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