┏━━2013/02/01配信 メルマガ第16回の内容━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
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★1.【巻頭】委員長のひとりごと(上村英明)
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かつて12月は教員が走り回る月「師走」と呼ばれたが、最近は教員が忙しく走り回る月は「1月」かもしれない。卒業論文や修士論文の提出、学年末の成績評価に加え、センター入試があり、 重要な自校の一般入試の最初のものが行われる。今年も、19、20日には、教員にとって最も苦痛なセンター入試が実施され、大きなトラブルもなく終了した。なぜ、苦痛かといえば、朝の開始から夕方の終了まで、試験監督のやり方が秒単位で規定されているからだ。大きなエネルギーはどこにも使わないにも拘わらず、10時間近く細かい神経を張り詰めなければならないしんどさは異常といっていいかもしれない。しかし、教員にとって苦痛な制度も、受験生にとっては有効な制度なのであろうか? 帰りのバスの中で話をしたフランス人の同僚は、どう考えてもロボット生産工場みたいだね、と話していた。1990年に共通一次試験の後継制度として始まったセンター試験だが、ひとつの機関が北は北海道から南は沖縄まで日本一律の「平等性」を保証しながら、型にはまった知識いわゆる基礎学力検査のための試験を実施するという制度で、日本の高等教育は本当に大丈夫なのだろうか?もちろん、教育改革には、入試改革だけでなく、さまざまな分野を統括した「オルターナティヴ」な教育ヴィジョンが必要であり、別の点では、成人を対象とした社会教育も抜本的に見直されなければならないのかもしれない。
目 次
★1. 委員長のひとりごと(上村英明)
★2.【SJF News】
●アドボカシーカフェ
「国連「特別報告者」報告を政策に反映させるために〜ふくしま・市民社会・国連をつなぐ〜」ご案内
●助成事業アドボカシーカフェ
「子どもの学習権を保障する「多様な学び保障法」実現のために」ご案内
★3.【コラム】わたしはこんな風に考える(樋口蓉子)
★4.【今月の言葉】ブラインドサッカー(うまごえ尚子)
★5.【今月はコレに注目】放射線と発がん、日本が知るべき国連の結論(大河内秀人)
★6.【コレを見なきゃ】「約束」(轟木洋子)
★7.【運営委員の近況】辻利夫の近況(辻利夫)
★8.【関連団体イベント情報】
・第5回JDEC(日本フリースクール大会)
・公開シンポジウム「原発事故と有機農業~有機農業運動の再構築」
★9.【事務局だより】皆様もどうぞお気をつけください!
委員長のひとりごと以外のコラムは、毎回委員が交代で執筆します。
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★2.【SJF News】
●アドボカシーカフェ
「国連「特別報告者」報告を政策に反映させるために〜ふくしま・市民社会・国連をつなぐ〜」ご案内
●助成事業アドボカシーカフェご案内
「子どもの学習権を保障する「多様な学び保障法」実現のために」
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●アドボカシーカフェ「国連「特別報告者」報告を政策に反映させるために〜ふくしま・市民社会・国連をつなぐ〜」
日時:2月26日(火)18:30〜21:00(18:00開場)
会場:東京麻布台セミナーハウス(港区麻布台1-11-5 日比谷線神谷町駅 徒歩3分)
ゲスト;伊藤和子さん(NPOヒューマンライツ・ナウ事務局長、弁護士)
上村英明(SJF運営委員長、恵泉女学園大学教授、市民外交センター代表)
資料代:800円
昨年11月、「達成可能な最高水準の心身の健康を享受する権利」に関する国連人権理事会特別報告者アナンド・グローバー氏が日本を訪れ、主に福島第一原発事故後の人々の健康に関する権利の実施状況を調査しました。離日を前に発表された同氏のステートメントは、公的な立場から発せられたものとしては初めての、原発事故被災者の状況に関する包括的な評価でした。
国連人権理事会が任命した「特別報告者」は、どのような国連機関・政府・私的機関からも独立して、公平かつ自由な調査・勧告の権限を持っており、この調査結果が、今年6月の国連人権理事会に最終報告書として提出され、日本政府への勧告が出されます。放射能の影響評価や被曝者の健康、そしてそれらの対策に関して、様々な都合や思惑を背景に、分断や対立を伴い、混乱状況が続いています。そうした状況も踏まえ、これから国連の場で放射能の影響評価、被曝者の健康、その対策について人権の観点から議論されます。
そこで、われわれ日本の市民が、そのプロセスにどのように関与できるのか。また、政府に対する勧告を生かすために何ができるのか。今回の報告者の調査をサポートした「ヒューマンライツ・ナウ」の伊藤和子事務局長のお話をうかがい、人権問題に取り組み、国連でも活動してきた当SJF運営委員長の上村英明を先導役に、参加者との対話を通して考えます。
申込:http://socialjustice.jp/20130226.html
●助成事業アドボカシーカフェ「子どもの学習権を保障する「多様な学び保障法」実現のために」
日時:2月28日(木)18:30~21:00(18:00 開場)
会場:四谷地域センター11 階集会室 (新宿区内藤町87番地 丸の内線新宿御苑前駅徒歩5 分)
ゲスト:奥地圭子氏(「多様な学び保障法」を実現する会共同代表、フリースクール全国ネットワーク代表理事)
鈴木寛氏(参議院議員)
進行:樋口蓉子(SJF運営委員)
資料代:800円
まだ、いじめ、体罰など、学校で命を失う子どもたちが後を絶ちません。命をかけてまでも休めない、外れることができない教育制度があります。そのなかで、フリースクール、デモクラティックスクール、外国人学校、インターナショナルスクール、ホームエデュケーションなど既存の学校外のさまざまな場で学び成長する子どもたち、また不登校の子どもたちが17万人も存在している実態があります。しかし、これらが法律で認められていないため、法的・社会的な位置づけは不十分で、公費によって支えられてもいません。
そこで今回は、誰もが多様な学びの場を利用することを保障する新しい法律案「多様な学び保障法」について議論します。日本社会の教育のあり方について様々な意見がある今日、この法律案は骨子が出来上がり、今後社会で広く議論を重ねていく段階に来ています。
ゲストにはフリースクールの現場で長く活動してきた奥地圭子さんと、この提案に国会議員の立場で関わっている鈴木寛議員をお迎えします。誰もが多様な学びを受ける権利について、複数の視点から議論を行い、「これからの学びの姿」を考えていきたいと思います。
申込:http://socialjustice.jp/20130228.html
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★3.【コラム】わたしはこんな風に考える(樋口蓉子)
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「東京オリンピック招致」
東京オリンピックの話題が賑やかだ。毎日のように新聞には記事が載っている。1月7日、東京都の招致委員会メンバーがIOCに立候補ファイルを提出したことにより、いよいよ招致レースが本格化してきた。東京の弱点は国内支持率が低い、ということで今やPRに躍起である。23区の特別区長会は昨年、招致活動の強化を申し合わせたという。一区1,000万円まで助成金が得られるそうだ。そこで自治体を挙げてメダリストを招いての運動教室が次々と開催され、教室の最後には選手たちからオリンピック開催への支持の訴えがなされるという。
1964年の東京オリンピックの時は、私は大学に在学中であった。まさに日本は高度成長期に突入し、東海道新幹線や首都高の開通等々都市のインフラが整備され、オリンピック開催のために東京中が突貫工事であった。そして10月10日の開会式の青空! 今でも記憶に鮮やかに残っている。この時代が全てによかったわけではない。高度経済成長は公害垂れ流しでもあったのだから。しかし、戦後日本の復興の象徴としての「東京オリンピック」を、国民の総意として迎えたのは間違いない。
今回の場合、スローガンは「Discover Tomorrow~未来(あした)をつかもう」だ。海外メディアは「抽象的だ」と厳しい声が多いという。そうだろう。未来ってなに? どんな未来なの? 未来のなにをつかもうというの? つまり、なぜ開きたいのか、開く必要があるのかが伝わってこない、分からないのだ。「震災からの復興」も立候補ファイルから削られた。海外に対して震災や原発事故に不安を抱かせないためだという。一方では被災地での聖火リレーや宮城スタジアムでのサッカー予選開催など、復興に向けた事業計画が盛り込まれている。被災地ではオリンピック招致に期待する声があるという。
1月10日付の地方紙「河北(かほく)新報」の社説を偶然目にした。河北新報は1897年創刊。「東北振興」を社是とし、創刊以来114年間一日も休むことなく発行を続けてきた。あの日も、発行したのだ。犠牲者を出しながらも「被災者に寄り添う」をモットーに徹底した地元目線の編集方針を貫き、避難所の読者にも新聞を届け続けた。「河北新報のいちばん長い日」(文芸春秋社刊)に詳しい。その社説の最後に、猪瀬知事の言動を批判した後で、「復興五輪が、被災地を勇気づけることは間違いない。誘致活動が国内の理解と共感を広げるためには、被災地に寄り添い、日本全体と手を携える首都・東京の姿勢が鍵を握っている」と記されている。
かつての「戦後日本の復興」を体現した『東京オリンピック』だが、今度は「震災復興」を体現できるのだろうか。東京の姿勢、いや日本の姿勢が問われている。
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★4.【今月の言葉】ブラインドサッカー(うまごえ尚子)
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この言葉、ご存知ですか? 名前は知っていても中身をご存知の方はほとんどおられないのではないでしょうか。アイマスクをつけて音の出るボールを使う競技だと思われる方がほとんどでしょうが、実はブラインドサッカーには3つのクラス分けがあります。B1クラス(全盲から光覚まで)、B2クラス(矯正後の視力が0.03まで、ないしは視野5度まで)、B3クラス(矯正後の視力が0.1まで、ないしは視野20度まで)。ルールもB1クラスではアイマスクを着用し、音の出るホールを使いますが、B2/B3ではそれらは使用せず、ほぼフットサルと同じルールでプレーします。B1クラスは昨年度の最終アジア予選で勝てずに、残念ながらロンドンパラリンピック出場を逃しました。対してB2/3クラスではほぼ通常のフットサルと同じようにプレーされますが、たとえば右側が見えない選手に対して右サイドからパスが来たらその選手は受け取れません。だからこそ、今回のテーマは「あいのサッカー」。声をかけあい、信じあい、たたえあうことがB2/3のブラインドサッカーには必要なのです。まだまだマイナーなスポーツですが、2013年2月6日から11日まで、宮城県利府町のセキスイハイムスーパーアリーナにて日本で初めての世界大会「2013 IBSA ブラインドサッカー世界選手権B2/3大会」が開催されます。いろいろなスポーツが楽しめてこその文化。ぜひ関心をもってもらえれば、そしてお近くの方は入場無料ですので足を運んでいただけたらと思います。
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★5.【今月はコレに注目】放射線と発がん、日本が知るべき国連の結論【日経2013.1.17】(大河内秀人)
http://www.nikkei.com/article/DGXZZO50651160W3A110C1000000/
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表題の記事は、1月17日の日経web版がForbes記事として掲載しているものだ。記事の内容は、原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)が、100ミリシーベルト以下の低線量被曝は大したことではないとした昨年12月の報告書をもとに、福島の原発の事故で健康への影響はないと主張する。そして、日本の厳しすぎる安全基準が、無用な出荷制限や産業へのいわれなき制裁を引き起こしていると結論づける。
しかしその根拠としているのは、「低線量の被曝の影響は非常に不確かなものであるため、UNSCEARとしては『低線量の被曝と大人数を掛け合わせて、自然放射線量と同等以下のレベルで漸増的な被曝によって健康被害を受ける人数を推定することは勧めない』と述べている。」という通り、つまり「わからない」以上のものではないということではないのか?
また、やっと小児の甲状腺検査などが始まったばかりなのに、「UNSCEARのウォルフガング・ワイス委員長は、事故のあった原発の周辺地域の住民、労働者、子供たちには、放射能による健康への影響は一切観察されていない、と述べている。これは世界保健機関(WHO)や東京大学が既に発表した研究成果とも一致している。原発周辺地域の住人が被曝した放射線量は非常に低く、識別できるような健康被害が生じることはまったく考えられない。」と決め付けている。現実には甲状腺だけでなく、子どもの心電図の異常が岩手や茨城でも報告されているのだ。さらに「日本政府は様々な失敗を犯したが、福島県で速やかに避難を実施し、汚染された食品や飲料水が消費されるのを正しく防いだ。これは旧ソ連政府が意図的に市民から情報を隠したチェルノブイリ事故とは対照的だ。」という記述を、福島の被災者はどのように感じるだろうか。
「by James Conca, Contributor」と記されている“投稿”でもあり、誰を喜ばすためか見え見えの、日経の権威に泥を塗るような記事であるとも思うのだが、さらに品位を落としているのが「反核運動家や陰謀説が好きな人々は今回の国連の報告書を受け入れないだろうが、彼らはどのみち国連が嫌いなのだ。」という最後の文章だ。そしてここが、今回の私のポイントでもある。
この記事の意図は、原発を推進するために国連という権威を利用するとともに、好き嫌いのレベルで脱原発の運動家に国連の敵というレッテルを貼ることだ。国民的な政治課題を、公正な情報と民主的な議論から遠ざけ、イメージと好き嫌いで世論操作する。「対テロ戦争」でも同様の手法が使われる。この度のアルジェリアの人質で犠牲になった方々には心から弔意を表するが、思い起こすのはイラクの人質事件だ。その時の人質に対しマスコミが挙ってバッシングし、平和活動をする私たちNGOも、世論から非国民の非難を浴びた。それまでも中南米やフィリピンなどで日本企業の社員が人質になる事件はいくつもあり、彼らが現地で恨みを買うような活動をしていたとしても、そのようなターゲットになったことはない。国家や企業活動に都合の悪い活動者や運動家に「反逆者」のイメージを与え、一般の国民から遠ざける「策」だ。
「公安白書」とも言える公安調査庁発行の『内外情勢の回顧と展望』(平成25年1月)の「原発をめぐる諸団体の動向」では、脱原発や再稼働反対の運動、沖縄やTPPを含めた抗議行動などへの過激派や共産党のコミットが報告されている。
一時は80%とも言われた「脱原発」世論も、熱が冷めたのか、打算に動いたのか、これからどうなっていくかの鍵は、いわゆる「浮動票」の動向だ。原子力村と脱・反原発派を両極にして、その間に多くの国民がいる。その中には、国家や政府に対する不信や不満、政策に対する疑問や異議を持つ人も少なからずいるだろう。しかし、そういう人々にとっても、(過激派や共産党と同じ主張の)原発に反対を表明することは、勇気を必要とし、犠牲を伴うという意識を植え付ける。
ブッシュJr.は、9・11を引き金に「正義につくのか? テロリストにつくのか?」と問いかけ、軍事行動に反対する人を貶め、イラク攻撃を正当化した。本当の対立軸は「利権と人権」だった。
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★ 6.【コレを見なきゃ】「約束」(2/16から公開) (轟木洋子)
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本来なら「読んで欲しい本」を紹介するコーナーであるが、今回は「見て欲しい映画」に替えて書かせていただくこととする。その映画は、「約束 – 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯」。1961年に三重県名張市で起きた事件の犯人とされた奥西勝死刑囚の実話である。彼は現在 87歳。事件から52年経った今も、獄中から無実を訴え続けている。
物的証拠もないまま、誘導・強制された当初の「自白」のみを採用し、一人の人間を半世紀以上も獄中につないでいる日本の司法(英語で司法はジャスティス)。一審で無罪となった者を二審では死刑という極刑を下す裁判官。冤罪事件で再審を開始することがこの日本ではどれほど難しいことか。「疑わしきは罰せず」という原則は残念ながら日本には存在しない。体中に不正義への憤りと悲しみが充満してくる映画である。救いは、この事件の不条理に憤り、新証拠を得るために様々な検証を行う弁護団や、そもそもこの事件を映画化したプロデューサーや監督達。
主演の仲代達矢は「60年俳優をやってきた中で記念碑的な作品」と感想を述べ、母親役を演じた樹木希林は「役者を超えて、今はすごいものに関わったなと思っている」と語っている。ナレーターは寺島しのぶ。若き日の奥西死刑囚は山本太郎が演じている。2月16日から東京はユー ロスペースで公開。順次全国で公開されていく予定。詳細は、以下のホームページで。
http://yakusoku-nabari.jp/
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★ 7.【運営委員の近況】 辻利夫の近況 (辻利夫)
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12月25日 もうひとつの住まい方推進フォーラム実行委員会
12月26日 国分寺生活者ネットワーク事務所で高齢者の住まいと暮らしを支える地域福祉資源調査の
あああああ検討会。事務所は西武国分寺線恋ヶ窪駅下車。40年前にゾルゲ事件の被告となった
あああああ川合貞吉氏を都営住宅の自宅に訪ねた記憶がよみがえってきた。
12月27日 NPO法制度の制定過程記録編纂事業で千葉の堂本暁子書庫でバイトの東大大学院生2人と
あああああ資料目録づくり。18年前の阪神・淡路大震災を契機に一気に盛り上がったNPO法の
あああああ立法運動の政党・議員側の活動資料が整理保存されている。法案の内容をめぐる議員同士の
あああああやり取りなどの生の資料がここまで残されているのは画期的ですと、東大の院生が暖房の
あああああ効かない書庫で目を輝かす。情熱で寒さをしのげる年でもなくなった身には、このあとの
あああああ煮込みと熱燗にしか頭が回らない。
12月28日 南品川六丁目町会の歳末夜警に参加(~31日)。今年は寒さが厳しく、町内の見回りから
あああああ戻って飲む熱燗が腹にしみた。熱燗人生も佳境だ。
1月1日 品川神社から旧東海道を歩いて東海七福神をめぐる。
1月4日 品川のシネコンで「レ・ミゼラブル」を観る。ジャン・バルジャンを追うジャベール警部の
あああああラッセル・クロウが渋い。それにしても、ジャスティスとはなにかを真っ向から
あああああ問いかける、映画の迫力には恐れ入った。
1月7日 仕事始め。「季刊まちぽっと」の校正に追われる。
1月9日 季刊まちぽっと19号を印刷所に入稿。今回もなんとか滑り込みセーフ。
1月11日 白井市市民活動支援課と2月17日の地域まちづくりシンポジウムについて協議
1月15日 朝6時起き、家の前の歩道の雪かきをする。娘にこういうときになると張り切るんだから、
ああああと冷やかされる。川崎市自治政策部で2月13日の模擬市民討議会の実施について協議
1月18日 NPO法制度の制定過程記録編纂事業で元参議院議員の堂本暁子さんにインタビュー。
あああああ「最近の議員は勉強しない、議論ができない」と81歳で意気軒昂。
1月20日 町内会のもちつき大会。40キロのもち米を2つの臼で16回つく。昨年引っ越してきた
あああああ20代の若者が2人参加。これからも行事に参加したいといって、われわれ年寄りどもは
あああああ大喜び。
1月21日 SJFアドボカシーカフェ。風邪で途中退席。翌日から2日間ダウン。インフルエンザ
あああああA型でした。 アドボカシーカフェにいらしたみなさんのご無事を祈ります。
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★8.【関連団体イベント情報】第5回JDEC(日本フリースクール大会)
公開シンポジウム「原発事故と有機農業~有機農業運動の再構築」
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●第5回JDEC(日本フリースクール大会)
日 時:2013年2月10日(日) 13:30 開始(13時受付開始)
11日(祝) 16:00 終了
会 場:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京・代々木)
参加費:宿 泊 12,000円(宿泊費+3食込)
日帰り3,500円(食費別、1日ごと)
主 催:NPO法人フリースクール全国ネットワーク
問合せ:03-5924-0525
詳細:http://www.freeschoolnetwork.jp/jdec/index.html
●公開シンポジウム「原発事故と有機農業~有機農業運動の再構築」
日時:2013年2月24日(日)13:00〜17:00
会場:明治大学リバティタワー
参加費:1,000円
内容:特別講演 「汚染地にみたもうひとつの豊かさ」本橋成一氏(写真家・映画監督)ほか
問合せ: mail:yuki-gijutsu@coast.ocn.ne.jp
Fax:0479-75-4690
詳細:http://www.commonsonline.co.jp/column-event.html
運営委員の黒田がパネルに登壇します。
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★9.【事務局だより】皆様もどうぞお気をつけください!
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先日、都内のインフルエンザ流行が注意報レベルとの報道を耳にしました。そこで、流行に敏感(?)なソーシャル・ジャスティス基金事務局も全員順番にかかってしまいました。まだまだ、寒い日が続く2月です。皆様もどうぞお気をつけ下さい。
運営委員のプロフィール
- ● 上村 英明 運営委員長 (恵泉女学園大学教授、市民外交センター代表)
- ● 黒田 かをり 副運営委員長 (一般財団法人CSOネットワーク 常務理事・事務局長)
- ● 轟木 洋子 副運営委員長 ((財)ジョン万次郎ホイットフィールド記念国際草の根交流センター事務局長)
- ● うまごえ 尚子 (株式会社アスラン代表取締役)
- ● 大河内 秀人 (江戸川子どもおんぶず代表、NPO法人パレスチナ子どものキャンペーン常務理事ほか)
- ● 辻 利夫 (NPOまちぽっと事務局長)
- ● 土屋 真美子 (NPO法人アクションポート横浜理事、NPOまちぽっと理事)
- ● 樋口 蓉子 (草の根市民基金・ぐらん運営委員長、NPOまちぽっと副理事長)
- ● 平野 隆(ミタイ基金理事)
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ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)