8/22updated:
7月26日(木)18:30〜21:00
多文化共生(マルチカルチャーリズム)から未来の日本社会を考える
パネラー
移住連・移住労働者と連帯する全国ネットワーク
大曲由起子
認定NPO法人 難民支援協会
石井宏明
司会・進行
SJF運営委員長・恵泉女学園大学教授
上村英明
当日は暑い中、22名の方に参加いただきました。2012年度第1回目のアドボカシーカフェのテーマとして、「多分化共生(マルチカルチャーリズム)から未来の日本社会を考える」です。
昨年の東日本大震災以降、「がんばろう!!日本」というかけ声のもと、あたかも一枚岩の価値観で成立っている社会のように表現されてきました。しかし、日本では過去数十年に渡って様々な議論がなされてきました。
1986年当時の首相中曽根氏の「日本は単一民族国家」発言は国内外から批判を浴びました。
あれから25年以上経ち、日本には在日、アイヌ、移住労働者とその家族、難民と様々な人種、宗教、国籍の人々が暮らしています。
特に難民の方は、日本で結婚し子どもが生まれた方は難民であるが故に母国政府と連絡がとれず、
生まれた子どものパスポートが発行できないといった問題。移住労働者の方も、日本人が「派遣切り」に合う前からずっと「派遣切り」にあってきました。また、学校で多分化への理解を促す教育が盛んではないために、肌の色の違いや目の色が違うことで「いじめ」に合う方も少なくありません。
日本はこれから様々な人種、宗教、国籍に人々と「この社会を共に生き、共に働く仲間、隣人として」真の共生社会を築いていけるか問われているということを再認識する場となりました。
◆映像はコチラ。
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告知時の情報は以下をご参照ください。
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社会的な対話を行う「アドボカシーカフェ」を7月より毎月開催いたします。
認定NPOまちぽっと主催 私から未来をつくる、アドボカシーカフェ 連続企画第1回
◆開催日; 7月26日(木)18:30~21:00
◆参加費; 500円
◆場 所; 新宿区四谷地域センター(地下鉄・新宿御苑前、徒歩5分)
http://www2.odn.ne.jp/~hao65350/about.html
◆テーマ 「多文化共生(マルチカルチャーリズム)」から、
未来の日本社会を考える
◆登壇者 石井宏明さん(難民支援協会)
大曲由起子さん (移住労働者と連携する全国ネットワーク)
上村英明さん・コーディネート(SJF運営委員長)
◆企画趣旨
いまの日本社会は少子高齢による社会変動が進む一方、
移住者等による人口流入とコミュニティの新設が確実に進んでいます。
島国である日本では、少なくない人がこれを社会的な脅威と感じると思われます。
しかし少数民族問題は歴史的に日本にも存在していること、
都市部だけではなく、農村部でも外国国籍の方との婚姻が進んでいることなど、
多文化との共生は過去と現在における私たちの生活・文化そのものの問題でもあります。
この企画では、今後の日本社会は海外にルーツを持つ人々、
さらに何らかの理由で少数派となっている人々と、
どう共生していくことができるのか、
またはどのように共生すべきなのか。
広い視点から議論することで、未来の日本社会を考えます。
2時間半という時間で結論が出るテーマではありませんが、
いくつかの視点から議論を重ねることで、
何らかの希望と共感の持てる方向性を見出したいと考えています。
ぜひご参加ください!
→ お申し込みはこちらから
インターネット入力フォーム
http://socialjustice.jp/201207.html
または、お電話か
TEL:03-5941-7948
FAXで
FAX:03-3200-9250
チラシ兼FAX申込書のダウンロードはこちらです。
◆お問合せ:
ソーシャル・ジャスティス基金(認定NPOまちぽっと)
okuda@machi-pot.org 担当;奥田
TEL:03-5941-7948