公正な社会を希求し、
社会課題に向き合い、解決策を提案する市民活動を
民間の力を集めて支援する市民基金
ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)はNPO法人まちぽっとにより2011年10月に設立されました。まちぽっとは日本初の市民基金「草の根市民基金・ぐらん」を20年以上にわたり運営しており、社会的に弱い立場にある人を支援する草の根活動に助成してきました。その中で、草の根活動の知見を普遍化し、社会の不公正の原因を解決しようとする市民の政策提言型・社会提案型のアドボカシー活動への助成ニーズが高まり、SJFを新しい仕組みとしてスタートさせました。
抑圧された人たち、声を封印された人たちの意思も生かされる民主主義の実現を目指しています。日本社会に乏しい意見表明権や参加する権利への認識を高め、多様な人々の想いが受け止められ、エンパワーされる社会となるよう、見逃されがちだが大切な課題について声をすくい上げ、社会の仕組みや法制度づくりに生かすアドボカシー活動を支援しています。
ひとりひとりの想いや希望が生かされる社会を、みなさまとともに創りあげていくための新しい仕組みの市民基金です。どうぞご参加ください。
*ドラモント・パイク氏(米・タイズ財団創設者、写真左から2番目)から学ぶ会(2009年5月29日)。SJF設立準備において、国内に先進事例がなく、米国でアドボカシーを支援している財団から学んだ。SJFも「アドボカシーを支援するには、資金提供だけでは不十分で、+αの仕組みが日本にも必須」だと考えるようになり、資金提供+対話を2本柱とした。学ぶ会の様子はこちらから。
*SJF設立フォーラム(2011年11月19日)。ジェーン・レヴィコウ氏(タイズ財団上席副理事長、右写真の右)が記念講演。ご来場者の感想にあった「希望を皆で創っていく、社会的対話の場に期待しています」に応えるような活動が始動した日。
*「設立趣意書」はこちらから。