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ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)アドボカシーカフェ第68

非行少年と保護司

~やり直しを支援できる社会へ~

 【オンライン開催】

 “非行少年”という言葉にどんなイメージを持ちますか? 一般的には14歳以上20歳未満の罪を犯したもしくは刑罰法令に触れる行為をした少年のことを指します。加害者側の人間のため“悪者”というイメージが強いかもしれません。しかし、少年がいわゆる悪者になってしまった背景には、複雑な社会構造が根を張っています。貧困・いじめ・虐待・ネグレクト・障害・病気…何らかの生き辛さを抱えている少年が多く、犯してしまった罪を反省できたとしても人生をやり直すための課題はたくさんあります。こうした背景が解消されない限り、生き辛さは変わらず、また罪を犯す…。そんな負の連鎖を断ち切る為には生き辛さを解消し、やり直しを応援する存在が必要不可欠です。

 このやり直しに欠かせない存在の民間ボランティアである「保護司」。保護司は無償にも関わらず、少年の社会復帰のために日々奔走しています。一方で、保護司自体も高齢化の問題やコロナ禍で対面支援が難しい等課題を抱えています。

 本イベントでは、非行少年と共に歩んだ更生への道のりを学び、皆さんと対話する機会にしたいと思い、保護司さんをゲストにお迎えします。非行少年の多くは、本来なら未来ある若者。やり直しを受容し、可能性が尊ばれる社会を築くには、どんな制度や市民の意識が必要なのか。若者がやり直せる未来を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

ゲスト

田口 敏広さん

Kaida SJF

 アクセプト・インターナショナル国内事業局長。University of Essex MA International Relations 修士課程修了。UNDP(国連開発計画)東京事務所、ケニアの開発NGO、旧ユーゴスラビア諸国のシリア難民キャンプ等にて活動に従事。大学院卒業後、アクセプト・インターナショナルの理念に惹かれ、2020年11月より現職。国内事業局長として、コロナ禍における保護司の活動サポートや、支援を受けられていない在日ムスリム支援事業に従事。

中澤照子さん

Endo

 

 1998年から約20年間保護司を勤め、関わった少年少女は120名以上、2018年に藍綬褒章を受賞。対象者に「会いたい」と言われれば早朝でも深夜でも必ず会いに行き、通常月2~3回面接のところ、必要であれば50回以上実施したケースも。現在は引退し、江東区で「Cafe LaLaLa」を、保護司時代に縁が出来た人たちがいつでも気軽に立ち寄れる場としてオープンさせ、昔支援した元非行少年やテレビやネットで存在を知り相談をしにくる人で賑わっている。

 

十島和也さん

Hikota

 

 プロレスラーとして活動しつつ、保護司として非行少年の更生に従事している。16歳の頃、鑑別所に入り中澤さんが当時の保護司として担当に。最初は大人を一切信頼していなかったが、中澤さんが真摯に向き合ってくれたことで徐々に信頼し、保護観察終了後も仲間を連れて中澤さんの業務を手伝い交流を続けていた。2002年にプロレスラーデビューし、結婚し子宝にも恵まれ、中澤さんから声を掛けられて18年に保護司に就任。一人息子を育てる父親・プロレスラー・保護司と三足のわらじを履く生活を送っている。

 

日時:21年4月17日(土)13:30~16:00  受付時間13:00~13:25 

参加 無料  ※昨今の社会状況を鑑み、オンライン開催の参加費を、当面は無料といたします。

定員:先着50名様
締め切り4月15日】、または【定員に達した時点】の早い方とさせてください。

 

会場: オンライン開催  

オンライン会議システム・Zoomを使用します。スマホやPC等のインターネット端末から参加いただけます。参加方法の詳細は、お申込みくださった方に4月16日までにメールいたします。
グループ対話セッションや、ゲストとの対話も行う予定です。聞くだけの参加も可能ですが、この対話の場を一緒につくれるよう、お声を出していただけましたら幸いです。参加者さまのお顔は写らないよう初めはこちらで設定いたしますが、グループ対話などの際には、自主的にお顔を写していただけます。

 

お申込みページ: 締め切りました。

ご案内ちらし:こちらから  250SJF20190723

 

主催: 認定NPO法人まちぽっと ソーシャル・ジャスティス基金(SJF
  ホームページ:  http://www.socialjustice.jp/
問い合わせ用メール:info[あ]socialjustice.jp ※送信する際は[あ]を@に変更ください。

 

 

 

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