ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)アドボカシーカフェ第35回
自然と共生する農業
ネオニコチノイド系農薬から考える
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ネオニコチノイド系農薬が原因とされるミツバチ大量死が世界中で報告されています。ヨーロッパではすでに一部の農薬使用を制限していますが、日本ではその動きはありません。このままネオニコチノイド系農薬を使い続ければ、生態系にも人体にもリスクがあると警告はされているものの、農業の現場には他の方法に簡単に切り替えられない現実があり、とりわけ果実や野菜の園芸農家にとって切り替えは困難だと指摘されています。
今回は、農薬の現状や日本の農業がおかれている状況について理解を深めたうえで、ネオニコチノイド系農薬に頼らない自然と共生する農業とは何か、またそれを目指し広げていくためには何が必要か――農業政策の転換、制度の改革、技術の向上、消費者の理解や協力、流通の仕組みの見直しなどなど――日本の農業のあり方についてじっくりと考える機会にできればと思います。そこで、食の安全や環境問題の専門家でネオニコチノイド系農薬に詳しいジャーナリストの岡田幹治さんと、福島二本松市東和地区で30年以上有機農業を営んできた菅野正寿さんをお迎えし、みなさんと対話します。
■登壇:
(おかだ・もとはる)ジャーナリスト。朝日新聞社のワシントン特派員、論説委員などを経てフリーに。環境・食品・経済問題などを市民の立場から取材している。最近の著書・記事は、化学物質の危険性を解説した『ミツバチ大量死は警告する』(集英社新書)、「食品の『機能性表示』が来春にも解禁へ」(『週刊金曜日』14年12月12日号)、「日本は食品表示の『劣等生』!」(同14年10月17日号)など。
(すげの・せいじゅ)福島県二本松市生まれ。農林水産省農業者大学校卒業後、農業に従事。現在、水田2.5ha、雨よけトマト14a、野菜・雑穀2ha、農産加工所(餅・おこわ・弁当)による複合経営を行っている。NPO法人福島県有機農業ネットワーク代表、ふくしま東和有機農業研究会副会長、布沢営農組合事務局長。共著に『放射能に克つ農の営み』(コモンズ社2012年)、『脱原発社会を創る30人の提言』(同2011年)。
黒田 かをりさん・コーディネータ (一般財団法人CSOネットワーク事務局長・理事)
■日時: 15年4月2日(木) 18:30~21:00 (受付18:00~)
終了後、懇親会を近隣で開催します。どうぞご参加ください。
■会場: 四谷地域センター 11階 集会室2+3
東京都新宿区内藤町87 (丸ノ内線・新宿御苑前駅 徒歩5分)
■参加費: 一般1,000円 / 学生500円 当日受付にてお支払いください。
■お申込み:終了しました。
桜の花が咲き始めました。桜の花に集うミツバチの姿は見かけましたか?ミツバチは、ネオニコチノイド系農薬の使用開始とともに急速に減少したそうです。ネオニコ系農薬は、ヒトの脳神経が急速に発達する胎児期などに体内に取り込まれると、発達障…
Posted by ソーシャルジャスティス基金 Social Justice Fund on 2015年3月24日
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