ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)アドボカシーカフェ第30回
「多様な学び」
―子どもたちがエンパワーメントできる政策実践―
子どもが自発的に学び方を選び、意欲を高め、生きていく力を高められるような「多様な学び」を実践してきた人たちがいます。栃木県高根沢町町長として、「どこで学ぶかではなく、何を学ぶか」との理念を掲げ、不登校児童・生徒支援施設「ひよこの家」を設置し、町外からも多くの児童・生徒を受け入れた高橋克法さん。フリースクール「東京シューレ」を開設し、現在、学校教育制度外の多様な学び場をつないで立法を目指す「多様な学び保障法を実現する会」の奥地圭子さん。そして、これら「多様な学び」で生き生きしている子どもたち、自信を得て卒業し成長した子どもたちがいます。今年6月、「超党派フリースクール議員連盟」が再結成され、不登校だけでなく、いじめや体罰・貧困・グローバル化といった学習ニーズの多様化に対応できる教育保障をめざしています。「命のかたまり」である子どもたちに、今の教育制度は応えられているでしょうか。日本国憲法26条の「教育を受ける権利」を満たしているでしょうか。今年、日本は国連・子どもの権利条約の批准20周年を迎えました。条約にある「学ぶ権利の保障」につながる法制度や実践的な取り組みについて、ゲストのお話をうかがいながら対話します。
■日時: 9月4日(木)18:30~21:00 (受付開始18:00)
終了後、会場近くにて懇親会を開催します。どうぞご参加ください。
■会場: 四谷地域センター 11階 集会室2+3
東京都新宿区内藤町87 (丸ノ内線・新宿御苑前駅 徒歩5分)
■参加費: 一般1,000円 / 学生500円(資料代)当日受付にてお支払いください。
■ゲスト:
参議院議員(自民党)。栃木県高根沢町 前町長(連続4期)時、公設民営の不登校児童・生徒支援施設「ひよこの家」を設置、子育て支援と学校教育の窓口を一元化した「こどもみらい課」を県内初設置、「食育・地産地消プロジェクト」を立ち上げ「高根沢町ハートごはん条例」を制定するなど実績は多岐にわたる。趣味は炭焼き。2児の父でもある。
「多様な学び保障法を実現する会」共同代表、フリースクール全国ネットワーク代表理事。わが子の不登校を機に1984年、親の会「登校拒否を考える会」を設立。22年間勤めた公立小学校教員を辞し1985年「東京シューレ」を開設、現在は理事長。著書に『僕は僕でよかったんだ~学校に行かなかった32人との再会』、『子どもをいちばん大切にする学校』など。
*モデレーター:樋口蓉子
草の根市民基金「ぐらん」運営委員長/ 認定NPOまちぽっと副理事長/ SJF運営委員
■ お申込み:終了しました。
*チラシはこちらから
■主催・問合せ先: ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)
東京都新宿区歌舞伎町2-19-13 ASKビル501 認定NPO法人まちぽっと
Tel 03-5941-7948、Fax 03-3200-9250、
メール info[a]socialjustice.jp ([a]を@に変えて送信ください)